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映画「プリティ・ウーマン」 "Pretty Woman"

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映画「プリティ・ウーマン」 "Pretty Woman"

日本の実話「ハチ公物語」のハリウッド版が公開されましたね。タイトルは、「HACHI 約束の犬」。主演に、日本好きで知られるリチャード・ギアを起用してます。妻のケイト役は、ジョーン・アレンが演じてます。この映画も、「アマルフィ 女神の報酬」と同じく、フジテレビ開局50周年記念作品です。この映画の公開を記念して、リチャード・ギア出演の「プリティ・ウーマン」を今回の評価・評論の題材に選びました。

映画「プリティ・ウーマン(原題"Pretty Woman")」は、1990年に公開された、ロマンティック・コメディです。主題歌の「オー・プリティ・ウーマン」は、リバイバルヒットとなりました。どちらかといえば、リチャード・ギアよりも、ジュリア・ロバーツが注目を浴びた作品です。
あらすじ。
企業買収を生業としているビジネスマンのエドワード・ルイス(リチャード・ギア)は、ビジネス取引での引き立て役となることを拒んだ恋人と別れた夜、ハリウッドの路上で道案内を頼んだ売春婦のビビアン・ワード(ジュリア・ロバーツ)を高級ホテルの自分のスイート・ルームへ誘う。翌朝、ビビアンを気に入ったエドワードは、ビビアンに1週間パートナーとして傍に居てほしいと頼む。その日暮らしで日銭を稼いでいたビビアンは、1週間を期限として目も眩むような豪華な生活を体験することになるのだが…。

評価・評論。
日本では、現代のシンデレラ・ストーリーとか宣伝されていたが、もちろんシンデレラのストーリーとは大分違う。ただ、資本主義社会の中では、地位のある男性と底辺で暮らす女性とが結ばれる、という設定にしようとすれば、自然と金持ちの男性と売春婦という形になるのかもしれない(別に社会的差別をしているわけではなく、一般的通念として)。ロマンチック・コメディーと銘打たれているが、まさにそれにふさわしい作品。

ストーリーは、金持ちの男性が、売春婦を気に入って、最後には結ばれるというもの。こういってしまえば単純明快だが、それにいたるまでの演出が優れている。特筆すべきは、ジュリア・ロバーツが、高級な衣服を身にまとったときの変身ぶり。そのシーンでは、主役のエドワードが魅入ってしまうシーンになっているが、恐らく観客の大半も魅入ってしまうシーンだと思う。私としては、このシーンのためにこの映画が存在するといってもいいと思う(ちょっと言いすぎかな)。ストーリーは、何のサプライズもないし、人物描写も深くはないが、ジュリア・ロバーツとリチャード・ギアの演技が作品の質を高めている。

メッセージ性はほぼ皆無で、純粋な娯楽映画。深く考えずに楽しむ映画です。男女ともに楽しめると思う。ただ、社会での成功を夢見る女性が多くなった現代では、女性には昔ほど受けが良くないかもしれない。また、男性にとっても、金持ちの道楽だ、と思ってしまったらそれまでかな。

私の評価では、5段階評価(5が最高、1が最低)で、4の評価です。
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著者プロフィール

HN:
けんたろう
性別:
男性
自己紹介:
大阪在住の映画・ドラマ評論家が、勝手なことを書いております。お付き合いください。